
| 【Autumn Side】 |
| 01.さざ波 |
| 02.9月には帰らない |
| 03.9月の蝉しぐれ |
| 04.Good-bye Gose by |
| 05.雨の街を |
| 06.旅立つ秋 |
| 07.青いエアメイル |
| 08.ジャコビニ彗星の日 |
| 09.星のルージュリアン |
| 10.りんごのにおいと風の国 |
| 11.リフレインが叫んでる |
| 12.NIGHT WALKER |
| 13.灯りをさがして |
| 14. Forgiveness |
| 15. Autumn Park |
| 16. 私のロンサム・タウン |
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終わった恋の痛みを秋の海の情景に重ねた、爽やかなアップテンポのシティ・ポップ・チューン「さざ波」で幕を開ける“autumn”サイドには、73年の1stアルバム『ひこうき雲』収録の「雨の街を」から、06年発表の最新オリジナル・アルバム『A GIRL IN SUMMER』収録の「Forgiveness」まで、幅広い年代の名曲が収められている。その中には、80年代後半のブラック・コンテンポラリーを思わせるグルーブ・チューン「Good-bye Goes by」などアーバンな手触りの楽曲もあるが、全体的にミディアム・スローからスローな楽曲が中心となって、ひとつのムードを醸し出している。
なかでも、“9月には帰らない”という切なげな歌い出しが印象的なバラード「9月には帰らない」や、思春期の儚く切ない思いが瑞々しい「雨の街を」、74年の2ndアルバム『MISSLIM』に収録されたパーソナルかつ幻想的なスロー「旅立つ秋」など、初期ならではの透明感あふれる楽曲、そして名曲としてファンの間に息づき続けている「青いエアメイル」などは、やはり文句なしに素晴らしい。それらの楽曲が、夏の暑さと湿度がようやく和らぎはじめる初秋から、緑が紅く色づき枯れていくまで、つまり秋が深まっていく時の流れとシンクロするように配列された曲順も、実に見事と言わざるを得ない。
ちなみに、全17曲中、シングル曲は今回がアルバム初収録となる「星のルージュリアン」とボーナストラックの「あの日にかえりたい(CM Version)」のみ。しかも、「あの日にかえりたい」は今年“キリンラガービール/キリン クラシックラガー”のCMソングとして話題になった最新レコーディングで、バック・メンバーには初期のユーミン・サウンドを支えた林立夫(ds)や鈴木繁(g)らが顔を揃えるという、長年のファンにとってはたまらなく嬉しいバージョンだ。もちろん、おなじみの「リフレインが叫んでる」も収録されているが、これもまたシングル化されていないわけで、“シングル=ユーミンの顔”とは限らないという事実が図らずも分かってしまったりもして…。
1. 『SEASONS COLOURS−秋冬撰曲集−』 とは 2. 各曲紹介〜秋撰曲編 〜
3. 各曲紹介〜冬撰曲編〜 |