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ユーミンこと松任谷由実が、デビューしてから今年で35年になる。そんな節目を迎え、ベスト盤が発売されることになった。
今回は、シングル、34枚を数えるオリジナル・アルバムに収録され、公式発表されてきた350を越える作品から《四季》をテーマに、季節ごとに分けられた作品から、改めて選りすぐられた作品で構成されたものだ。
タイトルは『SEASONS COLOURS』。ユーミン自らそう名付けたという。そのうち、まず発表されることになったのが『SEASONS COLOURS−春夏撰曲集−』。 追って、この秋に続編である『SEASONS COLOURS−秋冬撰曲集−』が発表されるという。
ユーミンの作品には、そのタイトル、あるいは作品の歌詞に、春、夏、秋、冬といった言葉、あるいは、特定した月を織り込んだ作品が少なくない。が、それだけではない。ユーミンの歌には、春、夏、秋、冬の狭間にある季節の移ろいを描いた作品が少なくない。そんな季節の移ろいが、歌に描き出された主人公の心情のありようを映し出す。そしてこの『SEASONS COLOURS−春夏撰曲集−』に収録されているのは、ユーミンのヒット、代表作よりも、
アルバム・リスナー、ユーミン・フリークがひそやかに愛し、親しんできたのに違いない名曲の数々が大半を占めている。なによりも見逃せないのはその点だ。
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