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WIRE06

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国内最大の屋内型レイヴ、WIRE06をレポート!

昨年は7月と夏のはじめの開催だったが、日本最大の老舗屋内レイヴWIREは毎年夏の終わりに催され、多くのミュージック・ファンたちがフェス・シーズンの終わりを惜しむように、この最高のパーティで夏を締めくくる。 会場の横浜アリーナはメインフロアとセカンドフロア、そして物販やマッサージテント、バーが用意されたサードフロア、フードエリアの4つで構成されている。ちなみに今年のフードエリアでは和食に力を入れており、沖縄そばや、うな茶、冷や汁など、暑い夏で疲れた胃にも嬉しいさっぱりとしたメニューが用意され、クラウドの好評を得ていた。

今年のWIREはアシッド、エレクトロ、ミニマルなど、テクノを中心としたエレクトロニック・ミュージックが面白くなっているという、シーンの現状とリンクした熱いサウンドで大きな盛り上がりを見せていた。昔からのテクノ・ファンだけでなく、若い世代のお客も年々増えてきている。そんなクラウドにDJ TASAKAとKAGAMIのDISCO TWINSはド派手なエレクトロ、ディスコ・テクノを発射。吉川晃司をフィーチャーした自曲“Juicy Jungle”をプレイし喝采を浴び、パーティの序盤からフロアに火をつけていた。


今回の目玉は80年代に大きな盛り上がりを見せたボディ/エレクトロの元祖、ニッツァー・エブとアシッドハウス将軍のハードフロア。
ゴリっとしたリズムとパンキッシュなヴォーカルで観客を煽動するニッツァー・エブ。
アシッドハウス・ムーヴメントを盛り上げたハードフロアも往時と変わらぬトリップ感満載のライヴでフロアを爆発させていく。

大きな盛り上がりを見せたのはWIREのオーガナイズを務める石野卓球だ。会場中に響き渡るド派手でハードなテクノは豪快なエフェクトによってさらに観客を煽り、巻き上がる歓声がフロアに巨大なうねりを生み出していく。終盤にはメタリカをネタにしたトラックを繰り出すなど、まさにピークタイムに相応しいDJでファンを狂気の渦へと誘っていった。

この日のベストはミニマル・テクノの王様、リッチー・ホウティン。皮膚から身体の中に浸食するリズム。極限まで音数を廃したシンプルなリズムが1万人を大きく超えるフロアを完全に掌握し、発狂させていく様はまさに圧倒的。テクノ・ミュージックの持つ魔力を思い知らされた瞬間であった。 ジェフ・ミルズがハードなデトロイト・テクノで激しく攻め続け朝はやってくる。しかしまだ祭りの終わりを願わないクラウドでフロアは溢れている。終了後、まだ遊び足らないお客さんは送迎バスでベイホールへ。昼まで開催されているアフターアワーズを楽しむためだ。笑顔でバスに乗り込む、疲れ知らずのクラウドにクラブ・シーンの成熟、老舗レイヴパーティの底知れぬ魅力ともてなし心を感じたのだった。

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FUJI ROCK FESTIVAL'06 SETSTOCK'06 NANO-MUGEN FES.2006 UDO MUSIC FESTIVAL 2006