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2008年、期待のアーティスト・インタビュー

沖縄が生んだ新世代の歌姫 多和田えみ

音楽の力を実感した沖縄限定シングル、そして全国デビューへ

07年5月に、“School of School”本選で歌った「ネガイノソラ」を、沖縄限定でリリース。インディチャート1位を獲得した本作で、音楽の力を実感させられたという。

「それまでも、ライブ後にいろんな人から感想など声をかけてもらえるのが励みになってたんです。“ネガイノソラ”がリリースされてからは、実際にお会いしてないのに、CDやラジオで聴いた方が、ブログにコメントくださったり。音楽を通して会ったことのない人ともつながれるんだな、と。衝撃を受けましたね。音楽って何て素晴らしいんだろう、と」

10月には、アントニオ・カルロス・ジョビン・トリビュート『ジョビニアーナ~愛と微笑みと花~』に、新人ではただ一人「This Happy Madness」で参加。今年1月にリリースされた、沖縄アーティストによるコンピレーション『琉球 LOVERS ROCK』では、風味堂の「ゆらゆら」をレゲエアレンジでカバーするなど、彼女の心地よいグルーヴあふれる歌声は、早聴きリスナーの間ではもう注目の存在に。そして、2月6日リリースの日本人女性シンガーによるコンピレーション『DIVA』では、待望のオリジナル曲「CAN'T REACH」を聴かせてくれる。ブルージーでソウルフルなサウンドは、YANAGIMANプロデュース。ハスキーで情感あふれる彼女のボーカルには、耳も心も、グッとわしづかみにされてしまう。

「この曲は私が一番最初に作詞作曲した曲なんです。伝えきれない大切な人への思いを書きました。YANAGIMANさんには、ソウルのこもった昔懐かしくて、でも新しいサウンドで、とお願いしました。自分の想像以上のサウンドに仕上げてくださって感激しましたね。前半は切なさとはかなさを出して。後半になるにつれ、ソウルフルでエモーショナルに歌おう、と。自分が聴いてきたブラックミュージックのエッセンスを、少しでも歌に込められるように」

現在、この春発売予定のメジャーデビュー盤『∞infinity∞(インフィニティ)』が完成したばかり。いち早く聴かせてもらった収録予定曲「Naturally」でも、みずから作詞を手掛けている。ありのままの自然体でいることの素晴らしさを、ジャジーなレゲエビートに乗せて歌い上げたナンバー。こちらもお楽しみに!

目指すのは、“ハート・トゥ・ハート”でつながる音楽

多和田えみから生まれる歌と音楽は、どの瞬間瞬間にも彼女の体温が感じられる。生楽器の質感や、グルーヴを活かしたサウンドはもちろん、ビビッドな感情があふれ出してくるような彼女のボーカルも、リスナーの心を真っ直ぐにとらえるのだ。

「生のエモーションを感じてもらいたいし、温もりのある音楽を届けていきたいんです。いままで作品作りに携わっていただいたミュージシャンも、素晴らしい方たちばかり。ハートのこもった音に、心と心で共鳴し合えて、幸せいっぱいになってしまったぐらいなんです。今度は、それを聴いてくれる方とも共鳴し合いたい。喜怒哀楽… ひとりひとりの感情を揺り動かすような魂のこもった歌を、CDでもライブでも歌っていきたい。ハート・トゥ・ハートでつながりたいですね」

インタビュー中も、周りをなごませてくれる笑顔を何度も見せてくれた彼女。その素顔がのぞくブログも楽しい。最近、何よりもハマっているという肉まんの話題も。

「西小山の肉まん屋さんがあまりに美味しいんで、実家に送ってもらって。お正月にはおせちじゃなくて、その肉まん食べてました(笑)。いろんな人に、自分の歌を聴いてもらうチャンスがあるんで、ブログのほかに、MySpaceやWindows Live、mixiも活用してます。プロトゥールスですか? 一度トライしたけどまだダメで(笑)。いずれマスターして音楽にも!」

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