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2007年7月7日 LIVE EARTH 幕張メッセ ライブレポート

abingdon boys school
Cocco
LINKIN PARK

トランスビートとまばゆい光の中、重く激しいギターリフにてabingdon boys schoolのライブがスタート。ハードでポップでキャッチーなナンバーのオンパレードに、オーディエンスも負けじと呼応。作品以上にハードでラウドな面を披露し、英語詞のナンバーや切なさ大爆発の曲では泣きのギターソロも。曲が進むに連れ、グイグイと引き込むボーカルの西川の伸びやかなハイトーンが印象的だった。

続いてはCoccoが、新作を一緒に作り上げた長田進とステージに。歌とギターというシンプルな表現が故にダイレクトに響くナンバー達は、広く青く美しい空が浮かんでくる曲や牧歌的なナンバー等、美しい光景の数々を目を閉じた眼前に広がらせてくれた。ラスト前のMCでは、先日ニュースでも話題だった、2匹のジュゴンが沖縄で発見された話と、それにまつわる沖縄の海への愛しさを語り、ラストはそのジュゴンへ捧げる歌「ジュゴンの見える丘」を歌う。

ここで一層、前方が混み合ってくる。そう、LINKIN PARKの登場だ。ザクザクとしたギターリフに、ドッシリと重く響くビート。ボーカルやMCのみならず、ギターやベースも躍動感タップリにステージを動き回る。オーディエンスがヒートアップし過ぎ一時中断するも、終始そのテンションは下らず、強靱なビートとDJによる歯切れの良いスクラッチ、つい一緒にジャンプしたくなるアグレッシブな曲や、MCのマイクがキーボードに座りシットリと聴かせる曲等、ニュー・アルバムの曲や彼らの代表曲等をバランス良くプレイ。間にはマイクが、リンキンの環境問題にキチンと向き合う姿勢や次の日本ツアーの予定を日本語にて発表。後半は盛り上がり曲を立続けにプレイし、ラストは代表曲「FAINT」。

続いては、ハットにジャケット、蝶ネクタイにホットパンツもマニッシュな倖田來未。曲々での伸び良くパワフルなボーカルはもちろん、ダンサー達と息の合ったダンスも披露。途中のMCでは、このステージに立てた事への感謝や環境問題を大きく捉えず、小さな事からの積み重ねの大事さをレクチャー。
新曲「FREAKY」含めシットリ、スリリング、ハッピーと、いつも以上に凝縮されたステージを展開。

そしてラストは、生バンドをバックに今まさに全米全英チャートを制覇中のRIHANNAが。セクシーで艶やかな歌声が、会場の空気を一気に彼女色に染め上げる。その後、感情移入タップリ歌う曲、パワフルでタフな曲、ボブ・マーリーのカバー、椅子に座りしっとり歌う曲と彼女の表現の幅を披露。後半は最新アルバムを中心にheavyな「Sell me Candy」や、Drive感たっぷりの「Shut Up and Drive」を披露し、締めは大ヒット曲「Umbrella」で大満足。

些細な事の積み重ねこそが、地球温暖化の防止を含む環境保全への第一歩である事に気づかされた、今回のイベント。

「一度失ったら取り戻せない、かけがえのないものを守る為、今、自分が何をしなくちゃいけないか? 」

それを歌に込める者、MCに込める者。それぞれのアーティストが短いながら自分達の魅力を凝縮した、この日のステージ。観客の去ったフロアに不思議とほとんどゴミが落ちていなかったのも、きっとみんなここで新しい“この環境を末永く守る為にも、身の回りの些細な事から始めなくちゃ”に気づいた効果なのだろう。

取材・文/道明利友、池田スカオ和宏  撮影/森リョータ、LIVE EARTH オフィシャルカメラ

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倖田來未
RIHANNA