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さだまさし |
フォーク界きっての文学青年。そんなたたずまいは、いまも変わらない。'72年にグレープで歌とバイオリンを担当してデビュー。'74年に名曲「精霊流し」を残している。グレープ解散後、'76年11月に発表したソロデビューアルバムが本作だ。クラシックの影響もかいま見える端正なメロディー、日本的情緒あふれる作品作りはいまもみずみずしい。何より、短編小説のような味わいが文学への傾倒を感じさせる。本作収録の「多情仏心」や「檸檬」など文学作品と同名曲が多いのも興味深い。作詞ではなく“作詩”とクレジットするのも彼らしいこだわり。'01年に「精霊流し」、'02年に「解夏」、'04年に「眉山」と小説を発表。長年の夢もかなえている。また、落語研究会に在籍していたというトークも絶妙。ライブでの爆笑MCや'79年の大ヒット「関白宣言」はそんなユーモア精神の現れだろう。
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「帰去来」 |
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