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長渕剛 |
'70年代後半には消えかけていたフォークの火を守り、現在のネオ・フォークへと手渡した男だ。ネオ・フォークのアーティストの多くが、彼からの影響を公言している。吉田拓郎に憧れ、遠藤賢司(代表作は'71年の『満足できるかな』)などを聴いていた長渕は、'77年にデビュー。'78年にシングル「巡恋歌」で再デビューする。'79年に発売された本作は、この「巡恋歌」を含む1stアルバム。ここでは、みずみずしい感性が反映された叙情的なフォークを聴かせている。そのせいか、本作発表直後に行われた吉田拓郎の篠島コンサートでは“帰れ”コールを浴びるも、歌い終えた後は大きな歓声を受けたという。'80年にはシングル「順子」が大ヒット。以降、'80年代半ばからはロック色を強めるも再び硬派なフォーク性を取り戻すなどして現在も活躍しているのはご存じの通り。
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「風は南から」 |
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