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長渕剛

'70年代後半には消えかけていたフォークの火を守り、現在のネオ・フォークへと手渡した男だ。ネオ・フォークのアーティストの多くが、彼からの影響を公言している。吉田拓郎に憧れ、遠藤賢司(代表作は'71年の『満足できるかな』)などを聴いていた長渕は、'77年にデビュー。'78年にシングル「巡恋歌」で再デビューする。'79年に発売された本作は、この「巡恋歌」を含む1stアルバム。ここでは、みずみずしい感性が反映された叙情的なフォークを聴かせている。そのせいか、本作発表直後に行われた吉田拓郎の篠島コンサートでは“帰れ”コールを浴びるも、歌い終えた後は大きな歓声を受けたという。'80年にはシングル「順子」が大ヒット。以降、'80年代半ばからはロック色を強めるも再び硬派なフォーク性を取り戻すなどして現在も活躍しているのはご存じの通り。

 

 

CD

「風は南から」
2006年2月8日
(オリジナル発売日:1979年3月5日)
東芝EMI
アルバム
TOCT-25943
2,800円(税込)/CD

 

CD

 

  01. 俺らの家まで    
  02. 僕の猫    
  03. いつものより道もどり道    
  04. 訣別    
  05. カントリー・ワルツ    
  06. 待ち合わせの交差点    
  07. 不快指数100%ノ部屋    
  08. 今宵最後のブルース    
  09. 君は雨の日に    
  10. 巡恋歌    
  11. 長いのぼり坂