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泉谷しげる

心優しき硬骨漢だ。'04年にガガガSPのコザック前田とのシングル「生活」で健在ぶりを示した泉谷は、'71年にライブアルバム『泉谷しげる登場』でデビュー。'72年発売のこの2ndにも風刺や皮肉、ブラックユーモアに満ちた彼ならではの歌が満載。一方でタイトル曲には漂泊する魂のつぶやきのような叙情性が香る。俳優やタレントとしてテレビで暴れる一方、阪神・淡路大震災などが起きると真っ先にチャリティライブを行う。キレキャラの仮面の下に繊細でナイーブな心を持った人なのだ。'75年には小室等(代表作は'71年の『私は月には行かないだろう』)、井上陽水、吉田拓郎とフォーライフ・レコードを設立。日本初のアーティスト主導によるレコード会社だったが、泉谷はその方向性の違いから'77年に去る。好むと好まざるに関わらず、フォークは商業主義の波にさらされていく。

 

 

CD

「春夏秋冬」
1994年11月18日
(オリジナル発売日:1972年4月25日)
フォーライフミュージックエンタテインメント
アルバム
FLCF-3541
1,835円(税込)/CD

 

CD

 

  01. 地球がとっても青いから    
  02. ねどこのせれなあで    
  03. 狂走曲21番    
  04. 黒いカバン    
  05. 鏡の前のつぶやき    
  06. 帰り道    
  07. 春夏秋冬    
  08. 街はぱれえど    
  09. 化粧室    
  10. 君の席    
  11. 出船    
  12. 行きずりのブルース    
  13. きせつはずれ