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金 聖響 ( Seikyo Kim )

クールな指揮姿と知的なたたずまい。'06年秋に公開された映画『この胸いっぱいの愛を』にも指揮者役で出演している。なるほど“リアル千秋(ご存じ「のだめカンタービレ」の千秋先輩のことデス)”と女性ファンをうっとりさせているの納得だ。大阪出身でボストン大学科哲学科を卒業。その後、音楽の道に進みニューイングランド音楽院大学院、ウィーン国立音楽大学で指揮を学んだ俊英だ。同世代のダニエル・ハーディング同様、彼も“ピリオド・アプローチ”による現代オーケストラ演奏の確立を目指している(ハーディングのブラームスの交響曲第3番&第4番の国内盤CDには彼もライナーを書いているのでファンは必読)。'06年3月で大阪センチュリー交響楽団専任指揮者の契約も終了し、今後どんなポストに就任するのかも注目されるところ。そんな金聖響の音楽を聴くなら、オーケストラ・アンサンブル金沢と進めているベートーヴェンの交響曲シリーズが最適だ。最新作の第6番「田園」では、スリムな響きのなかに豊かな叙情性が香り立つ演奏。田園を吹き行く爽やかな風をも感じさせる。彼らの世代が切り開く道、そこには21世紀以降のクラシックの未来が広がっていくに違いない。
CD
- 金 聖響
- 「ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》」
- avex
2006年7月26日
AVCL-25098
アルバム/SACDハイブリッド
3,000円(税込)
| 01. 交響曲第6番《田園》作品68 第1楽章 田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め |
| 02. 交響曲第6番《田園》 第2章 小川のほとりの情景 |
| 03. 交響曲第6番《田園》 第3章 田舎の人々の楽しい集い |
| 04. 交響曲第6番《田園》 第4章 雷雨、嵐 |
| 05. 交響曲第6番《田園》 第5章 牧歌 - 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち |
| 06. バレエ音楽《プロメテウスの創造物》序曲 作品43 |

