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「池袋ウエストゲートパーク」Classic Edition

池袋西口公園前の果物屋の息子、マコトはクラシック好きなのである。ドラマではステッペン・ウルフの「Born To Be Wild」を着メロにしていたが、石田衣良の原作ではいつもクラシックを聴いているのだ。けれど、その聴き方は軽やか。しなやかな感性で曲をチョイスしている。だって、ボブ・マーリーに続いてストラヴィンスキーの「春の祭典」がかかる果物屋だよ!? 一度、行ってみたいもんだ。本作は原作に登場するクラシックを集めたコンピレーション。石田氏の全面監修のうえエッセイも収録されている。しかし、入門的コンピにメシアン入れるなんてタダ者じゃない。でもメシアン=現代音楽作曲家という先入観を捨てて聴くと「鳥のカタログ」は移ろいゆく精妙な響きが何とも美しい。ライヒの「18人の音楽家のための音楽」も人力テクノとでも形容したいようなトリップ感がサイケ。小難しいなんて先入観を捨てて聴いたなら、クラシックの豊かな世界が目の前に広がるはず。

  • ワーナーミュージック オフィシャルサイト
  • CD

    ワーナーミュージック
    2005年4月13日
    アルバム
    WPCS-11850
    2,000円(税込)
      01. チャイコフスキー:「弦楽セレナード」より第一楽章(前半抜粋) アービング指揮 ニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団  
      02. ストラビンスキー:「春の祭典」より 春のきざしと乙女たちの踊り~誘拐の遊び~春のロンド バレンボイム指揮 パリ管弦楽団  
      03. ラベル:「亡き王女のためのパボーヌ」 モニク・アース(ピアノ)  
      04. シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」より第2楽章(前半抜粋) フェルメール弦楽四重奏団  
      05. シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」より第4楽章 フェルメール弦楽四重奏団  
      06. チャイコフスキー:「弦楽セレナード」より第3楽章(前半抜粋) アービング指揮 ニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団  
      07. メシアン:「鳥のカタログ」より《キガシラコウライウグイス》(前半抜粋)b イボンヌ・ロリオ(ピアノ)  
      08. ハイドン:「十字架の上の七つの言葉」より(弦楽四重奏版)《ソナタI :ラルゴ 父よ、かれらをおゆるしください。かれらはなにをしているかを知らないからです》 ボロディン弦楽四重奏団  
      09. ライヒ:「18人の音楽家のための音楽」より《 Section III (A/B) 》 スティーブ・ライヒ&ミュージシャンズ  
      10. J.S. バッハ:「マタイ受難曲」より《アリア:わが心よ、おのれを潔めよ》 ミシェル・コルボ指揮 ローザンヌ声楽アンサンブル・ローザンヌ室内管弦楽団