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日本全国で行われるSCHOOL OF SCHOOLのライブ
【ミュージシャンへの第一歩。SCHOOL OF SCHOOL ファイナルイベント 遂に開催。】
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音楽で生きる。それはある特定の人にしか成せない偉業である。才能、だけではない。相当の覚悟が必要なのだ。歌うことを職業にする。今回ファイナルイベントへ参加した学生は、それを前提にライブへと望んだことだろう。
最後の決戦場となったのは、代官山UNIT。一度にマスコミや音楽関係者がこれだけ集まるのも珍しい。会場も、盛り上がるというより彼らのパフォーマンスをじっくり観察するという雰囲気だった。
緊張の一番手はhimawari。個性的な衣装のヴォーカル。テクノ、いやラップか。良い意味で癖のある音階がトップをきった。ピアノとともに歌うのは江黒智予。音に力が入るパワフルなライブを見せてくれた。次は高良亜希子。ダンスをするその体も少し引き締まったのではないか。周りに刺激を受け、自分に磨きをかけたのか。青沼詩朗は少しかすれた声でのライブ。だが彼のメロディーと歌詞はそんなコンディションをも忘れさせた。沖縄から遠征、タワタエミはその自然な声が印象的だった。二つ結びの長い髪とオーガニックなワンピース。地元を背負っての勝負だ。由里美奈は透明、澄んだ声が特徴的。遠くを仰ぐその瞳は、これからの未来を見つめているかのようだった。さて最後2組はR&B系で攻める佐藤摩依子とMICHIYA。前者の佐藤はライブを重ねる度に雰囲気作りがうまくなっている。甘い声に浸った後は、MICHIYAが登場。ブレイクダンスを披露した。そのパフォーマンスには一同釘付けに。
全てのライブが無事終了。観客が審査員でもあるDJ UPPERCUTのプレイで踊り、イシワタマリのライブペインティングに気をとられている、その時まさにー。
オフィシャルプロデューサー席では怒涛の審査が行われていた。福富幸宏、今井了介、宮川弾、UTAが来場。それぞれ気に入ったアーティストを挙げていく。また特別にバファウト編集長 山崎二郎、NYLON JAPAN編集長 戸川貴詞も審査に参加した。こう改めて書き並べてみると、今更ながら凄い現場が存在したことを実感する。
結果クリスタル大賞に輝いたのはMICHIYAだった。ラフダイアモンド賞は佐藤摩依子、青沼詩朗、由里美奈だ。NYLON賞はタワタエミ。バファウト賞には高良亜希子。
「磨く余地のある賞だと思っています。光栄です」(青沼)「自分の音楽に対する意識も高まりました」(由里)準優勝者も前向きなコメントだ。「日本にはいない、歌って踊れるアーティストになりたい」そう抱負を語るのはMICHIYA。これからが本当のスタート。彼はミュージシャンとしての一歩を、たった今踏みしめたばかりである。
福富氏の「僕から見てもすぐにデビューできる人は何組もいました」というコメントや「今この瞬間の勝ち負けではない。本当に自分の作りたいものを見つける人が本当の勝ち」という今井氏の言葉。それはプロデューサー陣も全ての参加者にミュージシャンとしての可能性があることを示唆する。いよいよ夏からは第2回オーディションがスタート。その時までに今回のWINNERがどれだけミュージシャンとして活躍し始めているだろうか。もしかしたらこのSCHOOL OF SCHOOLに参加すること、それ自体がミュージシャンへの第一歩かもしれない。
(取材・文:吉川リコ)
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| イシワタマリ | MICHIYA | EVENT SCENE |
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| [右から] 由里美奈、青沼詩郎、佐藤摩依子 | タワタエミ | 高良亜希子 |






