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梅雨時の気分をスカっとさせてくれる音楽
selected by 永田太郎

永田太郎
1971年生まれ。96年にarchのメンバー(ギター担当)としてデビュー。現在はマリンバとギターによるポストロックバンドetaにて活躍の他、The primroseにもギターとして参加する等、活動の場を広げている。
http://eta2005.exblog.jp/
毎年、梅雨時というのは天気も悪くて気分も何となくスッキリとしない日々が続きがちです。せめて音楽でジメジメした空気を吹き飛ばそう!という事で軽快でカラッとしている音楽達を選びました。でも実はスッキリ爽やかに感じられる曲でも全て脳天気という訳では無く歌詞を見ればシビアな内容であったりと何か一癖持っている曲というところがミソです。
1. Roy wood「see my baby jive」
文句なく明るく楽しくなる曲。ロイ・ウッドの曲はフィル・スペクターやブライアン・ウィルソンに対しての敬愛が曲中に溢れているのですが、他の単なる亜流となってしまう人達と決定的に異なるのは曲が本家に劣らず素晴らしい点です。
2. ダニエル・ジョンストン「love wheel」
ロウファイのゴッドファーザーみたいないわれ方をする事が多いダニエル・ジョンストンのメジャーレーベルから出た1枚の中から痛快なロックンロールを。ある意味ベックの原形がそこにはあります。宅録おじさんの底力!
3. ウィルコ「war on war」
アコースティックギターとシンセサイザーの混ざり具合が心地よい曲。メンバーも変わってジム・オルークが加入した効果か?音が俄然今っぽくなっております。
4. ニール・ヤング「don't cry no tears」
イントロを聴いただけで何かの始まりを予感させてくれる曲。この人の『どっしりと地に足ついてる感』は素晴らしい。1日中降っていた雨が夕方に突然やんで太陽が顔を出した・・・。そんな時に聴きたい曲。
5. フィッシュマンズ「running man」
ついついステップも軽くなりそうな軽快な曲。雨のなか傘をさして歩きながらヘッドフォンで聴きたい曲。
6. フレーミング・リップス「The Yeah Yeah Yeah Song」
フレーミングリップスの新譜から。最近のアルバムでは少しシリアスな面が強調されすぎている感じがあってあれ?と思う事もあったのですが このアルバムはフレーミングリップスが持っているユーモアがたっぷり表現されていて素晴らしかったです。その中でも特に陽気な曲。
7. フェニックス「Too Young」
フランスから痛快なギターポップを。この人達の良いところは良い意味で大雑把。いろんなタイプ曲が楽しめます。雨の中のドライブで聴きたい曲。
8. ザ・ビーチ・ボーイズ「Slip On Through」
ペット・サウンズ以降で、最もカラッとしている印象があるアルバムです。その分ブライアン・ウィルソンの影が薄い気もしますが・・・。燦々と射し込むカリフォルニアの太陽が梅雨空を忘れさせてくれる筈です。
9. ポール・ウェラー「BLINK AND YOU'LL MISS IT」
Modsの大御所、ポール・ウェラーの一曲。作品出す毎に若々しくなっていくようなこの人のフレッシュさは一体何なんだろう?重い梅雨空を吹き飛ばすような曲。(って石原裕次郎か?(笑))
10. アル・グリーン「L-O-V-E」
最後は大人な感じでソウルな1曲。アル・グリーンに代表されるいわゆるhiサウンドは乾いていて梅雨知らずな音です。梅雨時の夜、部屋でゆったり聴きたい一曲です。
