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暑い夏! 野外でノレるオールドロック
selected by 加藤賢崇

加藤賢崇
1962年 広島市生まれ。1982年頃よりニューウエイブ歌謡バンド東京タワーズのボーカルとしてライブ活動を始め、様々な音楽イベントの司会も。80年代はソノシートブック「いぬちゃん」、サエキけんぞうプロデュースのオムニバスアルバム「ハレはれナイト」にタワーズで参加。90年代は、スペースシャワーにて数年に渡って番組VJ。ソロアルバム「若さひとりじめ」リリース。テレビ番組やCMのナレーションでも有名。
http://www.manuera.com/kenso/...
ぼくと同じ70s〜80sに青春を過ごしたオヤジ連中にはおなじみ超有名洋楽アーティスト(主にUK)の誰でも知ってるメガヒット、よりは少しハズれた代表曲の中で、わりあい軽快にノレて勢いのある、元気のいいナンバーを厳選してみました。海で、山で、川で、大勢集まってるときに大音量で流してもジャマにならない。今の高校大学生や小中学生が聴いても違和感なく盛り上がれる。曲調はいかにもドラマチックな展開ではなく、間奏で急にバラードになったりとかしない、一定のビートをキープして古さを感じさせない曲。でもって、まだCMやテレビ主題歌に使われてリバイバルしてないやつ。という条件で絞り込んでみたよ。
1. セックス・ピストルズ 「Pretty Vacant」
発表当時、あのポール・マッカートニーが「ポップソングとして、よくできてる」として評価した、ピストルズの中では一番パンクっぽくない聴きやすいナンバーだ! シングルヒットもしたね。 さあ、天気もいいしこれからどっか出かけようか、とりあえずリュックをしょおうか、OK! なんて気分にさせてくれるのだ、ジョン・ライドンが! ヘンな感じだね!
2. XTC 「Science Friction」
さあ駅まで走って行こうか! 駅から公園まで走って行こうか! かけっこするのにピッタリだ! 転んでもいいぞ! 運動会で障害物競走や借り物競走にも使ってほしい! 初期のXTCの中でも、特に疾走感にあふれるテリー・チェンバースのドラムが光る曲だ。なんかせわしないけど、ゆかいな気持ちになれるぞ。。
3. スペシャルズ 「Concrete Jungle」
スカ、というと街の片隅のナイトクラブで大騒ぎ、のイメージですが、もちろん野外の大騒ぎにもピッタリ合うよ! このスピード感、緊迫感はどうだろう、ビーチでスイカ割りとかしてるときに流してみたら。スカとスイカって似てるし。間奏前のグラスが割れる音なんかもピッタリだ。コンクリみたいに堅いスイカの皮を気合いもろともブチ破れ!
4. ロキシー・ミュージック 「Editions Of You」
ロキシーのコンサートでは必ずクライマックスに演奏される、けっこうハードな曲。フェリイのボーカルもハジケまくっているよ。まあイントロの味のあるピアノソロはこの際カットしちゃってもよいです。いきなり盛り上がろう。間奏のギターやサックスのソロの取り合いのスリリングな感じとか、ゲームをしてるときとか、みんなで大縄跳びやるときに合うかもしれないね!
5. グランド・ファンク・レイルロード 「Rock & Roll Soul」
これはハイキングなんかで一歩一歩山道を登ってるときなんかにイイかもしんない! ロック魂を鼓舞するパワフルな歌声と伸びやかなギターソロがぐんぐん盛り上がる! グイッグイッと坂を踏みしめる足にも自然と力がこもってくるぞ。さあ、もうひとがんばり!雨が降り出しても、後楽園球場をネタにするのはジジイすぎるのでヤメよう!
6. UFO 「Too Hot To Handle」
ヘヴィメタ・ギターの神、マイケル・シェンカーの初期のプレイの中ではめずらしく音色が哀愁を帯びてない、ひたすら明るく晴れやかカッティング。バックのタイコもゆったりしたグルーヴ感が途切れないので、普通に踊れるノリチューンになっています。青空の下、緑の斜面をソリですべる子供たちの映像につけてもピッタリな感じだ。歌詞の中身はエロっぽくて教育上悪いのですが、英語なのでわかりませんて。
7. カジャグーグー 「The Lion's Mouth」
80年代初頭に咲いた一発屋、と言われたアイドルバンド、カジャグーグーの、しかもフロントマンのリマールが抜けた後のセカンドアルバムですが、実はこれが意外に骨太なファンクぽくて、演奏のウマさも感じられてよいのです。真のリーダーたるベースのニック・ペッグスがスティックをブンブン弾き回してます。この跳ねてる感じはトランポリンとか、なんかフワフワしたやつの上でジャンプ、ジャンプ! とか木登りとかするときに流したいねえ。
8. デヴィッド・ボウイ 「Suffragette City」
初期のボウイの中では、わりかしストレートなロックナンバーだ。今でもクラブで盛り上げに使われたり、ライブでカバーするバンドも多いよ。本来は都会の歌だけど、早く渓流で冷やしたビール持ってこい! て気分になるよ。あちちち! 枯れ木を集めた炎の上で、大きな鍋の中のカレーがグツグツ煮えている。バーベキューも焼けてるぞ。さあ食い物の取り合いだ、てときにも似合うかもしんない。
9. クイーン 「Tie Your Mother Down」
クイーンのコンサートではよくオープニングに演奏されるナンバーだ。はい、いっしょに! といってキャンプファイヤーを囲んで手拍子したくなるようなノリだね。並んで行進するのにも似合う。フレディの歌の中ではむつかしくないほうだから、一緒に歌えるぞ。このアルバムバージョンも大ゲサなイントロがくっついてるからカットしてもよいよ。
10. ザ・ローリング・ストーンズ 「Undercover Of The Night」
さあ帰り道、大人たちは疲れてヘロヘロになってるけど、子供たちはまだまだ遊び足りなくてかくれんぼしながら歩いてるよ、てな感じのナンバーですよね!? 80年代ストーンズの中ではかなり激しいほうの曲ですが、一番体力を消耗するドラムのチャーリー・ワッツがなぜかやりたがっても、他のメンバーがかんべんして、つって、あまりライブで演奏されなくなったようですね〜。いや、まだまだがんばろう! って気合いを入れましょう。ミックにも、自分にも!
