BENNIE K、1年半ぶりの全国ツアー 初日をレポート
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◆ BENNIE K 全国ツアー“WORLD TOUR !? in JAPAN” 2007年5月26日(土)@横浜BLITZ
5月23日にニュー・アルバム『THE WORLD』(5月24日付 オリコンアルバムデイリーチャート2位)をリリースしたBENNIE Kの、1年半ぶりの全国ツアー“WORLD TOUR !? in JAPAN”(7都市10公演)が、5月26日 横浜BLITZで幕を明けた。
初日の横浜BLITZには約2000人のファンが足を運び、会場は超満員(チケットは完売)。「音楽で世界を旅しよう! 」という今回のアルバムのコンセプトにより、前からBENNIE Kはインタビュー等で、「是非、ツアーには各国の民族衣装を着て来て下さい。」と言っていたが、その甲斐もあって、ちらほらとチャイナドレスやアロハシャツ、サッカーユニフォームを着てきたファンも。そんなファンの自主的に楽しもうとする雰囲気もあいまって、ライブ自体にも開演前から期待が高まった。
そして、開演時間通りにアルバムの1曲目「ある朝 〜Opening〜」に乗って海賊風の衣装に扮したBENNIE Kが登場。そこからすかさず「Joy Trip」のイントロが始まった。“旅立ちのワクワク感と不安”をテーマにしたこのアップテンポな楽曲から旅立ったBENNIE Kは、そこから今回のアルバム楽曲を中心に、さらに旅を続けて行く。シルクロードを舞台にした「1001Nights」と、スペインを題材にした「Matador Love」では、それぞれベリーダンサー、フラメンコダンサーが登場し、BENNIE Kが織り成す世界観に更に彩りを添えてくれた。その後の「ワイハ」では、BENNIE Kとダンサー3人でフラダンスを披露。曲が終わった後、CICOが「最後の1週間、みんなでこのフラダンスを練習しました。どうだった? 」と呼びかけるMCも。
BENNIE Kのライブはどこまでもつきぬけて通る、力強いYUKIの歌声、それに絡まる変幻自在のCICOのラップにはすでに定評があるが、ステージングも素晴らしく、会場のセットに巨大な地球儀がステージ右上にライティングされ、全編に渡って大型スクリーンに世界各国のイメージ映像が映し出されるなど、視覚的にも楽しめる構成になっていた。また、二人が位置を変えて交差してみせたり、楽曲に合わせた振りを披露してくれたりして高いレベルで毎回魅せてくれるので、その意識の高さには頭が下がる思いだ。また、アルバム収録曲の合間に「オアシス」、「Better Days」などのライブ定番曲も披露。流れを切ることなくこうした楽曲も上手く折り込めるのは、彼女たちの今まで歌ってきたテーマが一貫していることを改めて感じさせてくれたパフォーマンスだった。
また、BENNIE Kは様々なアーティストとコラボレーションしてきた経緯があり、ライブにはよくゲストが登場する。今回も例に漏れず、「Doggy Love」で“GIPPER”が登場。新婚旅行に出掛けたCICOとGIPPERがあわや成田離婚?! という内容のラップの掛け合いが今回の旅というテーマにあいまって絶妙に展開する。また、「DISCO先輩」では“アルファ”が登場。「DISCO先輩」を演奏する時におなじみのコミカルな振り付きのパフォーマンスで大いに盛り上がった。他公演では他のゲストも登場するかもしれないので、要チェックだ。
そして、アルバムの締めを飾る日本を題材にした「青い鳥」は、いつも傍にあるものの大切さ、本当に大事なものは近くにある、ということをテーマに作った楽曲であるが、その「青い鳥」を演奏する前のMCでCICOが、「世界中を旅して来たBENNIE Kですが、本当に大切なもの・自分の居場所が見付かって、ここ(ライブ会場)に戻ってきました! 本当にありがとう! 」とファンに呼びかけ、歓声が湧き上がった。その光景には前回のアルバム『Japana-rhythm』から、BENNIE Kが様々な経験をし、成長したものが表れていたし、それを受け止めるファンの温かさが伝わる感動的な光景であった。
今回はBENNIE Kと一緒に旅を楽しめるコンセプトということもあり、本当にあっという間の印象が強かった。それだけ中身の濃い楽しいライブだったということだろう。これから全国各地を周るが、5月26日横浜BLITZでスタートしたこのツアーは、7月7日七夕の日にZEPP大阪でファイナルをむかえる。以下、BENNIE Kからのコメントだ。
CICO「BENNIE Kと一緒に日本の中で世界中を旅しましょう。」
YUKI 「旅をすれば新しい自分を発見できたり、自分が本当に大切にしてるものを見つけられるはず。」
是非、足を運ぶ人はショートトリップのつもりで思い切りはじけてほしい。一部の会場ではわずかながらチケットも残っているので、売り切れる前に手に入れておきたい。
◆BENNIE K、アルバム『THE WORLD』のインタビューはこちら!




