スパルタローカルズ、初の野音ワンマンをレポート
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スパルタローカルズ「まぼろしFOREVER」 |
◆スパルタローカルズ「スパルタ☆オールスター・クラシック〜メロディ泥棒&ビート刑事(デカ)〜」
2007年5月20日(日)@日比谷野外音楽堂
渋谷AXのワンマンをソールド・アウトさせた経歴も持つ、生粋のライブ・バンド、スパルタローカルズが、ニュー・アルバム『まぼろしFOREVER』を引っさげた全国ワンマン・ツアー「スパルタ☆オールスター・クラシック」の初日を、5月20日(日)に日比谷野外音楽堂で行ないました。
意外にも今回が初となる野音ワンマンは、どこか懐かしさのあるメロディとダンス・ビートが融合した彼らの楽曲を象徴するような“メロディ泥棒&ビート刑事(デカ)”というサブタイトルを冠した、2部構成のスペシャルなセット。
けたたましい爆発音とともに、メンバーが颯爽と登場。ボーカル・安部コウセイの「晴れたー! 」のかけ声を合図に、シンガロング・ナンバー「ウララ」からこの日のライブはスタート。「DANCE QUEEN」ではタイトル通りタイトなダンス・ビートで一気に会場を沸騰させ、「いつかここでライブをやりたいと思って作った」というMCの後に披露されたミディアム・ナンバー「ヒビヤ」では、ステージからしゃぼん玉を飛ばす演出がされるなど、第I部の見せ場といえる胸に迫る歌唱で、会場を温かく包み込みました。
休憩を挟み、日もだいぶ落ちてきた頃にメンバーが再度登場。若干の衣装チェンジをし、全員でモデル風のポーズを決めてみせ、笑いをとる場面も。デビューから現在までのメロディアスなナンバーをバランス良く披露した“メロディ泥棒”な印象の第I部とは対照的に、第II部はアルバム『スパルタローカルズ』『まぼろしFOREVER』からの選曲を中心に、アップ・ビートなハイテンション・ナンバーで攻めまくり! 終始観客のボルテージは上がりっぱなしで、「ディストーションブルースボーイ」「サンク」では、体を揺らす波とつきあがる拳の大群が、会場を埋め尽くしました。
中盤ではグッとテンポを落とし、悲哀や感情の機微を映し出した「象」や「Ghost Town」が披露され、一旦のクールダウン。しかし「ここから俺たちは修羅になる! 」のMCの後は、ミラー・ボールが回る「THE CLUB」や、ライブでのキラーチューン「トーキョウバレリーナ」と、ファン大興奮の人気曲が続けざまに披露され、観客のボルテージもピークに! 本日一番の盛り上がりを見せた「ばかやろう」では、Vo.のコウセイが靴を脱ぎ捨てギターを置き、ハンドマイクに持ち替えると、ステージのギリギリいっぱいまで体を出して観客を煽る、煽る! 約2000人の“ばかやろうコール”は実に圧巻の一言。そんな興奮さめやらぬまま、本編はグルービーなバンド・アンサンブルが光る「ミーハーHer」で幕を閉じました。
アンコールに2度も応えるという大サービスでライブは終了しましたが、3度目の登場を期待してファンの拍手はしばらく鳴り止みませんでした。特別なセット・リストで行なわれたワンマンツアー初日でしたが、続く全国のライブハウスではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まる一日となりました。


