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Utada インタビュー

スッと入ってくるような、オーディエンスと繋がるようなものを作りたい

――Utada名義でのアルバムは約4年半振りとなりますが、今回のプロジェクトが動き始めたのは、いつ頃だったのですか?

Utada:レコード会社からは、次はいつやるんだってずっと言われていたんですが、具体的にレコード会社とマネージメントとで、次のアルバムに向けて色んな話し合いを始めたのは2、年前くらいですね。制作自体は1年ちょい前、07年の12月頃から。ちなみに最初に作った曲は「Merry Christmas Mr. Lawrence − FYI」なんですけど。

――このタイミングで、アメリカでの2作目に挑戦しようと思った理由は?

Utada:日本のアルバムが一段落したっていうのもあるし、私的にもアメリカでやる上で、ちょうどいい時期にきてるなって感じがしていて。例えば、ちょっと前だったら、セクシーなこと歌ったら、どうしても背伸びしてる感じが出たと思うんですけど、今は年齢的にも、セクシーなことを歌っても違和感がないし、年相応なことが出来るようになったという感じがしてるんです。人としても音楽家としても、大人になったというか。あと、会社(アイランド・デフ・ジャム;以下IDJ)自体の雰囲気が今すごくいいんですよ。お互いきちんとフィードバックし合えているし、お互いがいい状態になってきてるなっていうのをすごく感じて、それでそろそろ次の制作をやろうか、って思い始めたっていうのはありますね。

――事前に描いていた今作の青写真は?

Utada:ラジオとかでかかったら、すぐにスッと入ってくるような、オーディエンスと繋がるようなものを作りたいなと思ってました。キャッチーとかポップとかをやるなら、思いっきりやってやるぞ! こんなのもできるぜ! みたいな感じで(笑)。聴いてすぐ口ずさめるような感じのものを作りたかったんです。