orange pekoe プレイリスト

「青春時代に聴いた作品」をテーマに、orange pekoeの2人が3枚ずつセレクト。
1. スティーヴィー・ワンダー 『キー・オブ・ライフ』
これは先輩に借りて、初めて耳にしたんですけど、その時にすごく衝撃を受けて。今まで聴いてきた音楽と全然違うなって感じたんですね、すごく。こういった昔の音源というか、このアルバムを聴いてから、70年代の音楽とかに、どんどんとハマッていったので、その大きなキッカケになったアルバムですよね。(ナガシマ)
2. エリス・レジーナ 『イン・ロンドン』
ナガシマ:これに限らず、エリスの作品はどれも好きなんですけど、その中でも“出会いの一枚”というか。そんなこんなで、スヒーヴィー・ワンダーを聴いてからは、黒人さんの音楽が大好きになってしまい、黒人さんばっかりを聴くようになっていたんですけど、でも自分は日本人だし、日本語もしゃべっていて、黒人にあこがれて歌っていても、なんかウソっぽい気がする、どうしたらいいのかなぁっていう風に悩んでいる時に出会ったのが、この『イン・ロンドン』だったんですね。彼女は白人、ブラジル人で、ポルトガル語で歌っていて、でも黒人さんに負けないくらい、内側から湧き上がるようなエネルギーがあって。それからは自分も自分らしく、今を生きる日本人として、歌える歌を歌おうって思えるようになったんです。(ナガシマ)
3. ダニー・ハサウェイ 『ライヴ』
ナガシマ:私、ライブ・アルバムがすごく好きなんですね。あると買ってしまう、だから結構ほかにも、色んなアーティストのライブ・アルバムを持っていて。その中でもこれは、ミラクル起きまくりの作品で。こんなミラクル起きまくりのライブを、自分もやってみたいな、って思わせてくれた一枚ですね。(ナガシマ)
4. ザ・ビートルズ 『ビートルズ・フォー・セール』
藤本:うちのオヤジの影響で、小さい頃から聴いていたんですけど。小学生の頃、5年生のくらいの時ですかね、物心ついて自分で音楽を聴きたいと思って、自分で手に入れたアルバムが、これだったんですね。いわゆる廉価盤っていうやつですかね、安いの。オヤジが持っていたのに、ワザワザ自分で買って。オヤジに“ウチにあるやろ、コレ”、っていわれたりもしたんですけど(笑)。とにかく、それを聴いたら電撃が走ってですね、それからずっとビートルズを、中学までは、ほぼビートルズばっかりを聴いていたっていう。それで、中学の終わりの頃に、ジョン・レノンみたいになりたくて、ギターを手にしたんですね。オヤジはギターも持っていたので、そこに対する憧れ、っていう部分もあったんですけど、音楽的には“ビートルズみたいになりたい!”って思ったというか。(藤本)
5. エリック・クラプトン 『フロム・ザ・クレイドル』
クラプトンが、ブルースばかりをやっているアルバムなんですけど、いわゆるブルースの目覚めとなった一枚ですよね。そもそもビートルズの『ホワイト・アルバム』の中の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」で、彼のギターは耳にしていて、それで“リード・ギターってカッコイイ!”って思いはじめて(笑)。それまでは僕、ひたすらジョン・レノンだったので(ビートルズのリード・ギターはジョージ・ハリスン)。それでブルースを、その後クラプトンが憧れていたロバート・ジョンソン、マディ・ウォーターズ、B.B.キングを聴くようになって。オヤジがブルースのCDをたくさん持っていたので、これもやっぱり、オヤジの影響が大きかったりもするんですけど。(藤本)
6. ジョー・パス 『ポートレイツ・オブ・デューク・エリントン』
デューク・エリントンの曲ばかりを、ギター・トリオで演奏しているんですけど。うちのオヤジに弟さんがいて、彼がジャズのピアノをやっていて。僕が高校の終わりの頃に、その弟さんがこれを貸してくれたんですね、それを聴いたら、またビックリして。その時は、ギタリストでなんかいい人いないか、って感じで教えてもらっただけだったんですけど、まあそこからはジャズに、曲もすごく良かったので、デューク・エリントンのが。それでジャズにハマって。その後も、内緒でオジさんのCDを、借りるときは必ず一声掛けろよ、っていわれていたにもかかわらず、内緒でたくさんのCDを持って帰って(笑)。マイルス、コルトレーン、ウエスとか聴きまくってましたね。(藤本)

