コールドプレイ インタビュー

僕たちが主に気にかけていたのは、『これで人は何かを感じてくれるのだろうか』ということかな(ジョニー)
● 新作は、サウンド面で、様々な実験がごく自然に鳴っている一方で、永遠に聴いていたいと思わせるくらい、ユニバーサルなメロディがありますね。実験性と普遍性を共存させたいという想いは、最初からあったんですか?
クリス・マーティン(Vo&G):そう言ってもらえるのは嬉しいな。それって、まさしく僕たちがやろうとしてたことだよ(笑)
ジョニー・バックランド(G):いいメロディがまずあって、それを基本に、いろいろ実験したいと思ってたんだ。いいメロディを作ろうという実験もしてたれど、僕たちに興味があったのは、みんなに何か意味のある音楽を作るということで、このアルバムではそれを、これまでとは違った方法でやろうとしたんだ。そうすることで、新しい要素を入れたかった。だから、僕たちが主に気にかけていたのは、『これで人は何かを感じてくれるのだろうか』ということかな。
クリス:僕は、変化に富んだアルバムにしたかった。例えば、歌が気に入らなくても、ギターは楽しめる、といったようにね。だから、好きになってもらえる選択肢が2つあるってことなんだよ
● なるほど。今作のプロデューサーであるブライアン・イーノは、「何でも新しいことに挑戦してみよう」とアドバイスしたそうですが、具体的に面白かったアイディアや、やってみて楽しめたっていうエピソードは、何かありますか?
ジョニー:ブライアンが催眠術師をスタジオに呼んで、僕たちを催眠にかけたんだけど、それは凄く面白かったよ
クリス:楽しかったよな。僕たち4名とプロスペクト(コールドプレイのウェブ日記など担当者)とブライアン、それとマーカス(ドラヴス。もう一人のプロデューサー)の全員が、あそこの床に横になって、催眠術師が催眠をかけたんだ。そのまま下の階に行って演奏したんだけど、全員こんな感じでさ(と、催眠にかかった時のフラフラな表情を披露)。それを、もう一人のプロデューサーのリックがレコーディングしていて、翌朝スタジオに入った時に聴いてみたんだ。そしたら、催眠にかかっていなかったら、やっていなかったと思うようなことを、やっていたんだよね。
1 | 2

