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SOIL&“PIMP”SESSIONS プレイリスト

SOIL&“PIMP”SESSIONSのメンバーそれぞれが、音楽の初期衝動を受けた1枚、記憶に残る1枚を紹介。

1. ガリアーノ『ベスト・ライブ・アット・リキッド・ルーム』
社長:僕、音楽をやろうというか、バンドをやりたいって思った一つの大きなキッカケとなったライブがあって。それは96年に、ガリアーノが、新宿リキッドルームでやった最後のライブで、それをCDにしたものが、このアルバムなんですけど。すごくガリアーノからは影響を受けていて、リーダーのロブ・ギャラガーは歌うし、アジテートするし、拡声器も使っていたし。そんな彼らの最後のライブっていう部分で、ものすごく印象に残っていますね。未だにイントロにシンセの、浮遊している電子音、思いっきりエフェクトかけたやつが、何分か続いてから曲が始まったんですけど、それを思い出しますから。
2. チャーリー・へイデン&ハンク・ジョーンズ『スピリチュアル』(原題『STEAL AWAY』)
秋田ゴールドマン:ベースとピアノのデュオなんですけど。僕が19歳で音楽を始めて、実はそれまで、あまり熱心に音楽を聴いてきてこなかった中で、ある時にある人が、このCDを貸してくれたんですね。で、すごい好きになった一枚なんですね。温かくて優しくて、癒されるというか、愛がいっぱい詰まっているアルバムだと思うんですけど、まず最初にこういうCDに出会えたことは、すごく幸せな出来事だったんじゃないのかなって思いますね。
3. キング・クリムゾン『レッド』
みどりん:キング・クリムゾンがとにかく大好きで。高校の頃に…それまでちょこちょこと音楽を聴いていたんですけど、たまたま高校の同級生に、クリムゾンが大好きなやつがいて、そいつに教えてもたったのが、この『レッド』だったんですね。これを聴いて、すごく衝撃を受けちゃって、この音、何なんだろうって。不協和音なのか、綺麗な音なのか、うまく言い表せないんだけど、とにかく激しくて切なくて、色んな感情の要素、シーンが混じっている気がして。同時にこういう音楽をやりたいなって、なんとなくの形として、思えるようになったんですね、これを聴いて。
4. ブルータル・トゥルース『ニード・トゥ・コントロール』
タブゾンビ:これ青春時代に最も聴いたアルバムで、人間の感情そのものを、吐き出しているなって。尚且つ、グラインド・コアなんだけど、ハード・コアとかパンクとか、ニュー・ウェーヴとか色んな要素が入っていて、変拍子の曲もあって、すごく音楽的で、間の使い方もそうだし、そういうのもすごく影響されました。ステージ上での動き方、パフォーマンスとかも全部含めて、こうなりたいなって思いました。
5. KATZE『STAY FREE』
元晴:中学の時点で、漠然と一生音楽をやっていくんだろうなって思っていたんですけど、実際高校に上がってみると、めちゃくちゃ学校が楽しくって、一生この北海道で遊んで暮らすのも、いいかなってなってきて。それがたまたま受けた音大に受かり、結局東京に出てくることになるんですけど、その時に友達が、スタジオで歌ってくれたのがこのアルバムのタイトル曲で、すごくいい曲なんですよ。お前は自由にやるべきことをやれ。で、倒れた時にはオレが助けてあげるから、いつでも羽を休めに戻ってこい、って歌っていて。僕、アメリカで音楽勉強している時にずっとこの曲と、この曲を歌ってくれた友達の気持ちを胸に秘めながら、頑張ったっていう思い出があって。で、この前“RISING SUN”に、たまたまその友達が観にきていて。苗字を語っていないから、僕だと知らずにそいつは観にきてたんですけど、MCで“北海道出身の〜”っていってたのを聞いて、初めてそこで気づいて。それで会って、久しぶりに話をしたんですね。そうしたらそいつ、歌ってくれたこと忘れましたね、完全に(笑)
6. スティーヴィー・ワンダー『キャラクターズ』
丈青:小学校の3年か4年か、はっきりは覚えてないんですけど、スティーヴィー・ワンダーを観にいって。当時、マクセルかなんかのテープの宣伝で、彼の曲が流れていて、それで好きになって観にいったんですけど。そのステージが、やぐらの上にあって、高い所で本人は歌っていたんですね。お客さんは下から見上げる感じで、とにかくキラキラしていて、すっごくカッコ良くて、なんだかよく分からないんですけど、あの上に行きたいな、って思ったんですよね、子供ながらに。で、スティーヴィーのアルバムを買って。その時、リアル・タイムで出ていたのが『キャラクターズ』になるんですけど、それをピアノでコピーとかして。初めてブラック・ミュージックのリズム感に触れたのが、その時になるんですよね。とにかくそのリズム感が、これまで聴いてきた音楽と違ったのも、大きなキッカケにもなったというか。後はとにかく、あの上に行きたいっていうのがあったから、キッカケになった人ってことになるのかな。でもスティーヴィーのアルバムで、最初に手に入れたのは、この『キャラクターズ』ですね。