BENNIE K インタビュー

とにかく、ベスト中のベストを選抜したアルバムなんで、ぜひ聴いてほしいッ!
それは、『BEST OF THE BESTEST』のオープニングを飾る新曲「チャクラ」と、最新シングル「モノクローム」という、現在進行形のBENNIE Kを象徴する2曲の間にある、対照的なタッチにも言えること。「チャクラ」のブッちぎりの疾走感、「モノクローム」の豊かな内面的情感。その異なる手触りが表裏一体となって、BENNIE Kの音楽が成り立っているのだ、ということ。
CICO:そう、その振れ幅の大きさが私たちだし、その間を繋ぐものが、今までの作品の中にあるんです。
YUKI:あと、今回、今までの作品を聴き直してみて、改めて感じたことがあって。たとえば、『モノクローム』の内面的な部分が、1stアルバムの中の曲にも通じてた、とか。
まだヒップホップというスタイルに、忠実に、リアルな思いを吐き出した作品が、02年の1stアルバム『Cube』だった。しかし、あのとんがったヒップホップ・アルバムの中にも「Melody〜night fly 〜」や「SILENCE」といった、瑞々しい情感あふれる楽曲が存在したのだ。
CICO:だから、その2曲も入れることで、こういう曲があったから、何年かして、この曲が生まれたんだっていう、繋がりみたいなものも表現できたと思うし、ちゃんと7年間のヒストリーも描けたと思う。とにかく、ベスト中のベストを選抜したアルバムなんで、ぜひ聴いてほしいッ!(笑)
“誰もやってない新しいものをやる”という飽くなき意欲と、それを新鮮なポップスとして成立させる才能。いわばオリジナリティーとポピュラリティーが違和感なく溶け合って生まれるBENNIEK の音楽は、デビュー当時も今も変わらずに清々しく、そして瑞々しい。そんな18曲を凝縮したベスト・アルバムには、やはり『BEST OF THE BESTEST』という自信と、遊び心あふれるタイトルこそが、ふさわしいと思ってしまうのだ。

