melody. インタビュー

もうダメだって挫けそうになった時でも頑張れるのは、昔もっと素直に夢を抱いていた頃の自分の気持ちを、今も忘れずに思い出せるから
MSN:この「遥花〜はるか〜」「Peace Song」は、共に白鳥マイカさんのペンによるものですが、レコーディング現場とかで、彼女と意見を交わす機会は、多かったのですか?
melody.:彼女も普通に英語が話せるから、色んなこと話しましたね。「遥花〜はるか〜」って曲のタイトルに込められている意味も、“遥”って一文字でもちゃんと意味は通るんだけど、“花”をつけることによって、2つの意味が出てくる。1つ目は遥か遠くにある花で、夢や希望を表しているんだけど、なかなか手に入れることはできない、という意味もあるし、2つ目は、心の中に永遠に咲き続ける花っていう意味もあるんだよって教えてもらって。これは絶対に、私からは出てこない言葉だなって、関心しきりでしたね。漢字ならではの表現の仕方というか、そこで初めて、漢字の奥深さを知りました。後は歌い方とかも、今回もっと言葉を伝えたいっていうのも、テーマであったから、そういう部分に対しても、言葉をそこに置いていくような歌い方をしてみたらどう?って、アドバイスをしてくれましたし。
MSN:楽曲提供以上のものを与えてくれたと。
melody.:そうですね。間違いなく。
MSN:原点である、ハワイや“絆”を表現する点においては、ソングライターとして、妹のKURISさんが今回参加しているのは、非常に重要なことだと感じたのですが。
melody.:彼女は3人いる妹の中で、一番音楽に詳しくて、日本に来てからもう4、5年は経つと思うんですけど、今回のアルバムを作って、私のホーム、原点、ルーツを一番理解しているのは、やっぱり彼女しかいないんだって、再認識しましたね。これまで同じ環境の中で、同じものを食べて、同じ風景を目にし、同じ音楽を聴いてきて。日本に来てからも、同じような気持ちになって、同じ悩みを抱えたり、同じ感覚に陥ったりしてきているし。だから「HORIZON」とか、ハワイアンのフィーリングのある曲は、彼女と一緒じゃなければ、生まれなかったんじゃないかなって。
MSN:では最後にあえて、アルバム『Lei Aloha』を象徴している曲を、一つ選んでもらえますか。
melody.:やっぱり「HORIZON」ですかね。歌詞とかも、本当に一番大切なものを、考えさせられる内容になっているし。色々と大変なことが続いて、もうダメだって挫けそうになった時でも頑張れるのは、昔もっと、素直に夢を抱いていた頃の自分の気持ちを、今も忘れずに、思い出せるからだと思うんですよね。そういった帰る場所があるから、その時の強い思いがあるからこそ、今の自分がある、もっと強く生きられるっていう意味においても、「HORIZON」になると思いますね。

