the brilliant green インタビュー

昨年8月、4年半振りに活動を再開したthe brilliant green。シングル3枚をテンポよく発表してきた彼らが、デビュー10周年を記念したベスト・アルバム『the brilliant green complete single collection '97-'08』をリリースする。3rdシングルにして名曲「There will be love there -愛のある場所-」で、見事ブレイクを果たした後、音楽的進化を重ね、ポップ感覚を研ぎすませてきた彼らが、その歩みを振り返る。
取材・文/小野田雄
極端に言えば、テレビに出るっていうことは、格好悪い人が踊らされて出るもんなんやな、と思ってやってましたからね。(奥田)
MSN:デビュー10周年記念のベスト・アルバムは、同じタイプの曲が1曲としてなく、バンドの歩みがはっきりと刻まれた作品ですね。
川瀬:自分たちの中で、葛藤が多かった10年だったなと思いますね。私たちには、デビュー前からサウンドのイメージだったり、世界観がありましたからね。今回のベスト・アルバムをまとめてみて、この10年を否定したり、後悔したりっていうことは全くないんですけど、なにかを置いてきた感じはあるんです。
MSN:それは最初のシングル2枚(「Bye Bye Mr.Mug」と「goodbye and good luck」)の歌詞が英語詞だったのに、それ以降、日本語詞に変えたことも含めて?
川瀬:それもそうですし、もっと大きな世界観とか方向性も含めて、ね。
MSN:初期の楽曲を改めて聴くと、既存の音楽シーンに対する反発心が作品化されているなと思ったんですが。
奥田:そうですね。僕らは邦楽を好んで聴いてきたわけじゃなく、テレビで見たり聴いたりした限り、あんまり格好いいと思うことがなかったから、僕らのやってることとは別物やし、極端に言えば、テレビに出るっていうことは、格好悪い人が踊らされて出るもんなんやな、と思ってやってましたからね。
MSN:でも、ブリグリもテレビに出るようになっていきましたよね。
川瀬:そう、それを自分たちがやってるから、また複雑になったんですよ。

