河村隆一 インタビュー

“驚くような曲が選ばれるかな?”と僕も身構えてたんですけど、結果のリストを見た時は“なるほど”と思う曲ばかりでしたね。
MSN:セルフ・カバーは選曲も興味深いですね。シングル曲だけじゃなくて、「彼方まで」のような熱心なファンしか知らない曲も収録されてますから。
河村:僕にとってはどの曲も可愛いですから、順位をつけられなかったんですよ。だから“RKF”っていう、僕のファンクラブの会員のみなさんに順位をつけてもらったんです。そんな中にまず「無題」っていう曲が常にトップ10に入っていて。これは4年前に初めて唄って、ずっと「無題」だったんですけど、それが今回入っている「Once again」です。「彼方まで」もなぜかいつも上位にいたんですよね。これは他の方に提供させてもらった曲なんですけど、ライブで唄った時にすごく評判が良かったんですよ。そういう曲がシングル曲の中に入っているのは、僕にとっても興味深かったです。
MSN:そして、【ディスク2】の方が名曲のカバー集ですね。カバーしたのは一般ユーザーから選ばれた曲なんですか?
河村:そうです。スポニチさんと“RKF”の両方で投票してもらいました。“驚くような曲が選ばれるかな?”と僕も身構えてたんですけど、結果のリストを見た時は“なるほど”と思う曲ばかりでしたね。沢田研二さんの曲や、山口百恵さんの曲から、ミスチルとか中島美嘉さんの「雪の華」のような最近の曲まで唄わせてもらいました。僕のこの10年の活動時期と重なる曲もあるので、とても面白かったですよ。
MSN:そういう中にDEAD END(80年代後半のジャパニーズ・ハードロック・シーンの最重要バンドの1つ)が入っているのが目を引いたんですが。
河村:これは実は僕のリクエストでして。自分のルーツにあるバンドの曲を、どうしても入れたかったんですよ。僕はLUNA SEAのインディーズの頃から数えると、20年近く唄ってるんですけど、自分のルーツにあるバンドの歌を、今唄ったらどうなるんだろう? と思って。“僕はこういうところから出てきたんだ”ということを確かめるためにも、もう一度唄ってみたかったんです。自分を育ててくれた名曲と向き合うのは、僕にとっても得るものはすごく大きかったですよ。

