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セリーヌ・ディオン インタビュー

世界を代表するディーヴァ、セリーヌ・ディオンがワールドツアーに向けて、アルバム『テイキング・チャンセズ』を完成させた。セリーヌといえば、映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や、日本のTVドラマ『恋人よ』に使われた「トゥ・ラヴ・ユー・モア」といった、ラブバラードの女王として知られるが、今回はNe-Yo、リンダ・ペリー、ベン・ムーディといった、意外な面々が参加している。さっそく、新たな意気込みで制作した新作について聞いた。
取材・文/伊藤なつみ

今回は1000曲近い曲が送られてきたから、その中で素晴らしい曲を選んだだけなの。

MSN:シングル「テイキング・チャンセズ」を歌うようになったきっかけは?

セリーヌ:本当に美しい曲で、歌わないかとオファーを受けた曲なの。25年のキャリアの中でオファーを受ける曲は、いつも決まってバラードだから、とても嬉しかったわ。バラードは大好きだけど、過去のどのアルバムにも、私はアップリフトな曲をせめて2曲は入れたかった。でも、いつの間にかバラードシンガーというイメージがついてしまって、なかなかそういう曲をもらうことができなかったのよ。

MSN:そういえば、今回はベン・ムーディ(元エヴァネッセンス、アヴリル・ラヴィーンなどに曲提供)や、リンダ・ペリー(P!NK、クリスティーナ・アギレラなどをプロデュース)が参加していますね?

セリーヌ:そうなの。今回はアルバム全体が、少しエッジを効かせたものになりつつあって“ワーオ!”って驚きを隠せなかったわ。カバー曲でもハートの「アローン」を取り上げているけど、子供の頃から大好きな曲だったし、ロックを歌う要素は常に自分の中にあったの。突然新しいアーティストに生まれ変わった、というわけでも考えを変えたわけでもないのよ(笑)。ただそういう機会に恵まれなかったの。それが今回、素晴らしいタイミングで巡ってきたわけ。

MSN:R&B界からはNe-Yoも参加していますね? これはあなたからのリクエストですか?

セリーヌ:私からのリクエストじゃないわ。今まで人生の中で、私から何かリクエストしたことなんて…、ほとんどないと思う。忙しすぎて今までそんな時間はなかったから! でも、私からのリクエストではないけど、今回は1000曲近い曲が送られてきたから、その中で素晴らしい曲を選んだだけなの。