MSNミュージック インタビュー 安藤裕子

広告


安藤裕子 Q&Aトーク

1. 今回の新曲「海原の月」は、主題歌として使われている映画『自虐の詩』とともに、多くのリスナーにたくさんの感動を与えるはず。自分でも映画を撮ってみたいという夢も持っている彼女が選ぶ、印象強い映画とは?

安藤:すごく、人生を観念的に動かされたなって思うのは、『楢山節考』なんですけど。好んでずーっと好きなのは、市川昆監督が撮る“金田一耕助シリーズ”なんです。すごく好きなんですよね、市川さんの映像の切り取り方とか、照明の当てかたとかフィルムの色味とか。金田一っていうキャラクターも、ひょひょうとしたコミカルな感じが、暗い事件の中ですごく突き抜けてて大好きなんです。漢字も書けないような、小っちゃい頃から大好きでした(笑)。あと、『ハウス』とかも好きです。

MSN:それ、たしか、ホラー映画でしたっけ? 

安藤:ホラーというか…。ピカピカッとした感じの、ホラー映画っぽいやつですね。大林宣彦さんが監督なんで、いかにも大林さんっぽい、おっしゃれ〜な感じ(笑)。少女達が夏休みに別荘みたいなところで、化け猫に食われてく話なんですけど、でも、すごいキラキラしてる映画なんです(笑)。ファンタジックで。だから、映像的にはそれが大好きで…。でも、私、ホラー映画は苦手なんですよ。

MSN:えっ!? そっち系、かなりお好きなのかとばかり…。今までの話からすると。

安藤:CMでも、『呪怨』っぽいのがちょっと流れるとすぐ消さなきゃいけないぐらい(笑)。

MSN:じゃあ、ホラーものと“金田一”みたいなミステリーは、安藤さん的には線引きが?

安藤:あ、うん。全然違いますね。精神的に、あとあとまでひっ迫したものが余韻で残るような。家でひとりで引きずりそうなのは嫌なんですよ。気がついたら、自分のうしろでオバケが目ひんむいてるようなのは(笑)。そういうのはね、なんか…。下品!(笑) 怖がらせかたが、下品だと思います(笑)。