ザ・クロマニヨンズ インタビュー

大きな音で聴く事で、何か気づくことや、それまでに感じなかった、聴こえなかった、見えなかった何かが見えるかもしれないんで。(甲本)
MSN:今回もシンプルな8ビートに徹して、わりと手数も多くないドラムですが。ライブでは、あれだけド派手なパフォーマンスをしているドラムの桐田さんは、物足りないとは言いませんでした?
甲本:彼はドラムを叩くのが大好きだからね。なので、そのスタイルに関わらず、今回も一生懸命叩いてくれたよ。彼は、その曲達のそれぞれの良さを引き出そうと一生懸命になってくれてる。“あえて、そこに自分のパワーも込める”、みたいな。そのバランスは凄く感じたな。
真島:あと、“挑戦している!”って感じも凄くするし。僕は彼のドラムから、“今までの自分のパターンとは違うものを、このザ・クロマニヨンズという遊び場で試してみよう!”といった気持ちをヒシヒシと感じるんだよね。それはバンドにとっても、非常に良い事だと受け止めてる。
甲本:そこにコビーのベースが、絶妙に絡むところが良いんだよ。ベースって、いわゆるドラムと上ものの接着剤的な役割で。彼の場合は、それをまた上手い具合に接着してくれるんだ。みんながバラバラにならずに成立しているのは、ある意味彼のおかげ。
真島:彼のベース含めリズム隊がシッカリしているからこそ、僕達も自由に、自然に演れるからね。その辺りは力強いな。僕達は、彼らの上で調子良くやっているだけでいいんだから(笑)。
甲本:アイツらが間違うとヤバいけど、僕達2人がハズす事は“味”として認められてるし(笑)。
MSN:今回のアルバムタイトルの『CAVE PARTY』の意味を教えて下さい。
甲本:感覚的に付けました。単純に「ザ・クロマニヨンズの『CAVE PARTY』」だなんて、それだけでもおかしいでしょ(笑)?
真島:まっ、なんとなくですよ、なんとなく。アルバムの内容とも全く関係ないし。
MSN:9月19日からはホールを中心とした全国ツアーも行いますが、その意気込みを教えて下さい。
甲本:元々ライブ自体も楽しみなんだけど、今回のアルバムからの曲を沢山出来ることを考えると、非常に楽しみですね。今からワクワクしています。
真島:ライブはいつも楽しいから。「今回特に…」なんて聞かれると弱っちゃうんだけど、この作品の中の曲達が、その場所場所でどの様に変わって演奏されるかは、自分でも楽しみかな。
MSN:最後に今回のアルバムの聴きどころを教えて下さい。
真島:とにかく全部…かな。
甲本:一度ぐらいは大きな音で聴いて欲しい。大きな音で聴く事で、何か気づくことや、それまでに感じなかった、聴こえなかった、見えなかった何かが見えるかもしれないんで。僕もたまにそういった聴き方をするんだけど、ある時、何かがパックリ割れて、“そうか、こういった事なんだ!”って見える時がある。それをこの作品で試しても面白いかもしれない。

