ASIAN2 インタビュー

昔は“ポップス”っていう、その響きだけで拒否してたんですよ。でもポップスというか、メロディが印象的なものは、やっぱみんな好きなんですよ。
MSN:故郷を離れて生活している人なら、誰もが一度は感じたことのある心境、情景が描かれてますよね。しかも読み進めていくうちに、実家や故郷への望郷の念だけじゃなく、本来の自分に立ち返るというテーマも盛り込まれているのに気づくし。
TATSU:…伝わってますね、うん(笑)。
MSN:そういう意味でも、地方から出てきた人達だけでなく、仕事や人生に行きづまりを感じてる人にも届く曲だと思うんですよ。
TATSU:そうなると嬉しいです。この「Country Road」みたいな曲は、自己満足じゃいけないから。音楽は所詮、自己満足でイイかなと思う部分もあるけど…それはいつでもできるし、むしろこういう曲が書けることって素晴らしいっていうのがあったんですよ。だから、スゴイ俺らっぽいなと。大人っぽいポップスになってる。
MSN:なるほど…ところで今までのお話の中で“ポップス”という言葉が特別な使われ方をしている気がするんですが…。
TATSU:ああ、何て言うかな…昔は“ポップス”っていう、その響きだけで拒否してたんですよ。でもポップスというか、メロディが印象的なものは、やっぱみんな好きなんですよ。だから今回の「Country Road」も、いわゆるJ-POPではなく、俺らなりのポップスというか…。
MSN:“流行りものが好きな若者向け”みたいな、特定の購買層を対象にしたものではなく、普遍的という意味でのポップスですよね。
TATSU:そう。そういう意味での“闘い”なんですよ。今って、それを演ってない奴が多いなと思って。“こんなのが流行ってるから取り入れとけ”とか、そういうのは…ね。“何とか俺らなりの”みたいな部分があるからね。ま、面倒くさいバンドなんですよ。
MSN:(笑)では最後に、みなさんが故郷に戻りたいと思う時は?
TATSU:まさに今じゃないっすか?
MSN:え、“早く取材終われよ…”という感じ? (一同爆笑)
TATSU:いや、そんなことないですよ(笑)
TWENTY"20":取材受けてる時だったり、ラジオの収録だったり、そういう時は楽しいんですよ。でも、いきなり電車で移動しなきゃいけないとか、下手すると東京の街を歩かなきゃいけない移動の時とか、もうホントに…。
TATSU:坊っちゃんですから(笑)
TWENTY"20":あとはまぁ、滞在が長くなった時とか。スタジオ・ワークの時とか、どうしても長くなるしね。
SHOJI:時間があったところで、リラックスできないしね。
HIDEO:普通に帰っちゃうね。俺はドラムだから、レコーディングでは一番最初に終わるから。自分のプレイが終わったら、“じゃあ、邪魔しちゃ悪いから”って…。
KENSUKE:まっ先に帰るよね(笑)
TATSU:でもまぁ、イイ所に住まわせてくれるんだったら、住むよね、東京に(笑)

