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DOUBLE インタビュー

最近はDJとしても活動し、7月4日には、そのDJ Lilly名義で1st MIX-CDをリリースした、DOUBLE。そんな彼女が3年9ヶ月ぶりにニュー・アルバムを発表した。『Reflex』=「反動、反作用」とタイトルされた今作は、そのインターバルの間に蓄積された、打ち込みと生楽器との有機的融合への移行。コアなものも、それを感じさせないほどサラッと聴かせてしまう、そのスキルとセンス。新たなる音楽性の取り入れや試み、そして、アーティストやプロデューサーとしてのキャパシティのアップが濃縮パッケージされた1枚に。早速、彼女に会い、今作について色々と語ってもらった。
取材・文/池田和宏 撮影/森リョータ

アーティストでもあり、歌手でもあるので、構成にしても、流れにしても、MIX-CDでありながらも、自分のオリジナル・アルバムと同じ感覚で作ってみたんです。

MSN:この7月4日には、DJ Lillyとして初めてのMIX-CDをリリースされましたが、他のMIX-CDとは多少違ったところもあって、かなり興味深く聴かせていただきました。

DOUBLE:頭の部分や間間に私の歌や曲も入ってますからね(笑)。やはり、私の場合は、アーティストでもあり、歌手でもあるので、構成にしても、流れにしても、MIX-CDでありながらも、自分のオリジナル・アルバムと同じ感覚で作ってみたんです。その辺りは多少、他の現場(クラブシーン)のDJ達とは違うかな。曲をつなげて、そこにドラマや流れを持たせているのはもちろん、普段の私の現場の雰囲気も上手く入れ込めたと自分では思っていて。この盤を通して、私のDJのスタイルが少しでも伝わってもらえると嬉しいですね。

MSN:そして今回、DOUBLEとして3年9ヶ月ぶりにニュー・アルバムを発売しますが、まずは完成させた今の感想から教えて下さい。

DOUBLE:自分で言うのもなんですが、過去最高傑作の作品が出来たかなと。

MSN:今春発売のシングル「SPRINGLOVE」が、生命力に溢れた大らかな曲で。先日発売のシングル「SUMMERTIMEfeat.VERBAL」は、凄く身近でポップな曲だったんで、“今回のアルバムは、かなり多彩になるだろう”との予想はありましたが、多種多様なタイプの曲が出揃いましたね。

DOUBLE:そうですね。ピアノやストリングスといった生楽器を取り入れたり、いわゆるドープ(マニアック)なトラックを使いつつ、それを感じさせない程のポップさを醸し出せたと思うし。特に今までの完全な打ち込みから、そこに生楽器を融合させた事が今作では大きくて。今回は作品全体にかなりの数の生楽器を起用してますから。