DOUBLE インタビュー

有機的なんだけど、未来的というか近代的というか。抑揚も付いたと思いますし、よりリッチなトラックに仕上がったんじゃないかなと
MSN:結果、今回のサウンドはDOUBLEの新機軸となっていると思います。多重コーラスを入れることで出た、包み込むような柔らかさもそうだし、クラシカルなピアノの音色もすごく印象的だったし。
DOUBLE:もともとのデモは完全に打ち込みのトラックだったんですね。だけど、一回、ジャズ・アルバム(「Life is beautiful」)を作ったことで生音の気持ちよさを再確認したので、今回もピアノを生演奏にしたらものすごく気持ちよくなるんじゃないかと。それでいろいろ弾いてもらって、良い部分だけを抜粋して全体を作ったんです。だから、生音の持ってる密度の濃さと、音を切って貼り付けたりするデジタルの良さが融合されたトラックになってると思います。有機的なんだけど、未来的というか近代的というか。抑揚も付いたと思いますし、よりリッチなトラックに仕上がったんじゃないかなと思います。
MSN:「ROCK THE PARTY」以降のシングルでは、毎回、趣向をガラッと変えた新しい音を披露しています。最近特に、新しいものにチャレンジしていこうというモードなんですか?
DOUBLE:常にチャレンジ精神は旺盛ですよ。それは変わらない。新しいR&Bをやりたいっていうところから始まってるし、基本的にUSのR&Bに追随する形じゃなくて、USのR&Bと聴き比べても新しいと聞こえるような音楽を追求してるから。
MSN:今回の曲も、よく聞くとニューソウル的な味わいを感じますからね。それをピアノとコーラスで目新しいポップスに昇華させたっていう。
DOUBLE:かなりポップになってますからね。枠組みから外れていると、すぐに「これはR&Bじゃない」とかって言うかもしれませんけど、私はすでにそういう域を超えていると思っていて。売るために歌謡曲チックにやろうとか、ポップな感じにしようっていうふうにやってる作品と、スタート地点がまったく違うんですよ。それで結果的に今回はポップになったということなんで。だから、今回はちょっと今までにない感じの歌を聞かせられたかなと思っています。

