平原綾香 インタビュー

今作をきっかけにして、ぜひ国内はもちろん、海外でもツアーやって、私の音楽でみんなの心をつなぐことができたらいいなって思います
MSN:確かに、これまでにはなかった母性を強く感じさせますよね。
平原綾香:これは母親が子供を亡くす絶望感、究極の悲しい歌なんですけど、そこから一筋の光が見えて、主人公は最後には力強い一歩を踏み出していくという。聴いたときに、すごくマイナスの歌詞を書きたいって思ったんですよね。でも、本質的にすごくプラス思考なので、どうしたらマイナスになることができるんだろう? 絶望を感じるとき、挫折するときってどんな状態なんだろう? って。そのときに地面に一番近いときだっていう話を聞いて、そういえば寝るときっていろんなことを考えるぶん、一番マイナス思考になりやすいかもって。それで、寝ているお腹の上に紙を置いて歌詞を考える状態を三日間続けて(笑)。そうしたら、ぞっとすることばかりが思い浮かんできて(笑)。身を削って歌詞にするという、そういう書き方をこれまでしたことがなかったので、すごくいい勉強になったし、私の知らなかった私(の心の中)をのぞくことができたかなって。とにかくみなさんにぜひこのアルバムを聴いてほしいですね。1曲1曲はもちろんですけど、前のアルバム『4つのL』よりも全体を通して聴けるんじゃないかなって。ライブを意識したものになっていたり、メリハリも前回以上に効かせていて、私自身も1リスナーとして車の中とかでよく聴いているお気に入りの1枚なので、みなさんにも気に入っていただけたら非常に幸いです。
MSN:そして、今作をリリース後にはいよいよ大学の卒業が待っているわけですが。今の率直な気持ちは?
平原綾香:今は、学校卒業できるかな? 大丈夫かなっていうのが率直な気持ちです(笑)。いや、しないとツアーも入っていたりするので、頑張ります。
MSN:吉報待ってますね(笑)。そして、アーティスト活動一本になった今後(になる予定)の展望とは?
平原綾香:このアルバムのジャケットがまさに今の私の心境、外に向かって飛び出したいという思いを表しているんです。今作をきっかけにして、ぜひ国内はもちろん、海外でもツアーやって、私の音楽でみんなの心をつなぐことができたらいいなって思います。

