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平原綾香 インタビュー

雲に乗りたいって言いつつも、やっぱり雲ひとつないそらがいちばん好きですね

MSN:そらにいるとき?

平原綾香:要は飛行機の中いるときなんですけどね。

MSN:なるほどね。

平原綾香:飛行機って雲の上を飛ぶじゃないですか。どんなに下では雨が降っていても、雲の上はいつも晴れてる。それって人の気持ちと一緒で、いまものすごく悲しい出来事があったとしても、いつかは晴れるような出来事が待っていると思うんです。だから、飛行機の中にいるときって、いつも前向きに元気になれるというか。最初下を見下ろすと人や街や海…、いろんな日常の情景が見えるんだけど、雲さえも越えてしまうと、そこにはもう一つのそらが広がっていて、さっきまでいろんなものが見えてたのに非日常の空間が広がっていて不思議だなって。なんか会えなかった人にも会えるような気がしてきたり、いろんな感覚が呼び起こされるというか。だから、歌詞も飛行機の中で浮かぶことがすごく多くて。

MSN:感性のアンテナが、より敏感に動き出すと。ちなみに今作の中で飛行機生まれのものは?

平原綾香:飛行機生まれ、ありますよ(笑)。「Voyagers」は飛行機で最初に元となる思いを書いて、それを持ち帰って何回も書き直しましたね。

MSN:やっぱり乗るのは窓側?

平原綾香:窓側じゃないとテンション下がりますね。飛行機に乗るときはそこが一番のポイントなんで(笑)。なんか小さいころからずっと雲に乗れるって思っていたんですよ。もちろん物理的には無理なんですけど、飛行機の中にいるといまだにそんな感覚を味わうことができるんですよね。あと、「Wall」という曲も飛行機をイメージさせる、飛んでる感じのする曲になってますね。

MSN:綾香さんがいちばん好きなそらって?

平原綾香:雲に乗りたいって言いつつも、やっぱり雲ひとつないそらがいちばん好きですね。