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ノラ・ジョーンズ インタビュー

 『フィールズ・ライク・ホーム』から3年。ノラ・ジョーンズ、3作目となるアルバム『ノット・トゥ・レイト』が届いた。その間に来日公演があったり、彼女もメンバーの一員であるリトル・ウィリーズのアルバムがリリースされたりもしていたので、それほど久々という気はしない。が、初めて自ら全曲を手掛けた今作は、内省的な曲や繊細なムードの曲もあり、カントリーなどにもアプローチしていた前作のタッチとは大きく異なっている。その変化について彼女に聞いてみた。
取材・文/内本順一

MSN:前の2枚のアルバムで、あなたはノラ・ジョーンズ・スタイルというようなものを確立したと思いました。でも今回はアレンジも凝っているし、メロディラインも複雑になっている。今までのスタイルを壊して、新しいステージに上がろうとしているように思えたんです。どうですか?

ノラ:そんな大袈裟なことではないわ。ただ私たち…つまり私とリー(・アレキサンダー。バンドのベーシストで、今作のプロデューサー。ノラのボーイフレンドでもある)は、違うことを試そうとしていただけなの。私は単純に同じアルバムを繰り返して作りたくないのよ。私の音楽の趣味も変化していて、以前とは違うものを好んで聴いているからね。

MSN:例えば、最近はどんな音楽を聴いているのですか?

ノラ:ジョアンナ・ニューサムとか、M.ウォードとか。私が好きになるのって、みんな昔の音楽を愛しているような人たちばかりで。そういう人たちにどうしても惹かれちゃうのよね。あっ、PJハーヴェイもよく聴いていたわ。今まで聴いたことがなかったんだけど、突然気に入って、全アルバムを手に入れたの。