クリスタル・ケイ インタビュー

いまでもあの緊張感のある歌いだしとか、超恐いし。でもこの間は今までで一番歌えて、うれしかった。
MSN:みんな着席したまま、和んで聴いている感じが新鮮で、よかったですよ。ライブの翌日、ラジオで「昨日クリスタル・ケイのライブを観に行ったんですけど、誰も立たないから、最初びっくりしました。でもこれがすごくよかったんです」っていうメールが読まれてた。
クリスタル・ケイ:ほんとに!? すごいうれしい! よかったあああ〜。実はちょっと心配だったんですよね。ライティングの関係で客席があんまり見えなくて、普通のがんがん盛り上がるライブじゃないから、みんな大丈夫かな? って…。あーよかった…。でも自分的には、今までのどのライブよりも一番落ち着いて歌えたんですよね。
MSN:すごい貫録でした。ストリングスとごくわずかな生楽器だけ、という構成に加えて、コーラスがひとりもいなくて、うわあ、冒険するなーと。オリジナルではコーラスがんがんの曲とかも、全部声ひとつでうたってて、ちゃんと成立させてて、見事でした。
クリスタル・ケイ:あくまでクリの歌を聴かせるっていうテーマだったから…。でも「Girl U love」とか、ほとんどコーラス、みたいな曲ばっかり選んで、あとで後悔して(笑)。「しまった! 」みたいな。選曲してるときは、いい曲で、いつもあんまり歌ってない曲、っていうことだけで選んでたから。でもほんとねえ、あの日はすごい冷静でしたねえ。なんでだろう? 始まる前は緊張して吐きそうだったのに。お母さんがいつも、「想像しなさい」って言っていて。イメージトレーニングというか、ライブしてる自分を前々からちゃんと想像してなさいって、今回いつもより長くじっくりそれができたからかな? あと、発見したのは、ちょっと体調が悪いくらいのほうが、逆に本番で集中力が増すみたいですね。なにか欠けてるものがあるほうが、それをカバーしようとして逆にパワーが出る。
MSN:デビュー直後の、初期の名曲「lost child」とか、ハイライトでしたね。
クリスタル・ケイ:あれはね〜、ほんっとにいい曲ですね。いつ歌ってもほんとにハマる。大沢伸一さんと藤原ヒロシさんがプロデュースしてくれたんですけど、15歳の、ほんとに子供のときに録った曲で。しかもめっちゃくちゃ難しくて、最初にデモを聴いたときびっくりしたのを覚えてる。「え? これ歌うの? 」って(笑)。いまでもあの緊張感のある歌いだしとか、超恐いし。でもこの間は今まででいちばんうたえて、うれしかった。だから、あのライブで、大沢さんと藤原さんに聴いてほしかったんですよ! こんなに歌えるようになりました! って。自分でもすごい達成感がありましたね。

